今回は、2024年度の卒業生Aさんにインタビューをしました。現在介護の現場で活躍しています。Aさんに仕事の内容や介護を希望している後輩へのアドバイスを伺いました。
Q:現在の仕事の内容を教えてください。
A:仕事はお年寄り世話をする仕事ですが、嫌なこともあります。やるのが嫌な気持ちの時もあります。でも、利用者さんと一緒に楽しく生活するのも私はいいと思います。外国人の場合はたいてい家族と別れて日本へ来ているので、寂しくなることがあります。ほかの仕事なら、仕事ばかりやっているかもしれませんが、この職場は人間関係も良いし、利用者さんと話したりすることができるし、楽しいです。
Q:どうして介護の仕事を選びましたか。
A:日本に来たばかりのときは、レストランでアルバイトをしました。その時、お客様とトラブルがあり、落ち込みました。それで、仕事に行きたくないというときがあって、仕事に行くことが憂鬱になりました。そこで、介護のアルバイトに変えました。介護の仕事も大変だけれど、利用者さんが私を待っています。ある時、自分が利用者さんに困っていることを言ってみました。利用者さんは「あー、それは人間だから、困ることがあっても当たり前だ」と言ってくれました。その時、自分でもこの仕事ができると思えました。現在も利用者さんにいろいろと相談したり、困ったことを聞いてもらったりしています。
Q:日本語学校の生活について教えてください。日本語学校での学習はどのような経験でしたか。
A:私の場合は、日本語学校で上級の勉強までできたので、よかったです。ハウディは自分が頑張ったら、EJUも勉強できるし色々な試験を受けられるように先生たちが頑張って工夫してくださいました。
Q:今学校で学んでいる後輩に向けてアドバイスをお願いします。特定技能の介護の試験を受ける後輩に向けて何かアドバイスはありますか。
A:介護の仕事は、外国人にとって、少し寂しさが和らぐ仕事だと思います。それは、人間関係が影響しています。いつもだれかと話さないといけないからです。日本語もできるようにならなければならないので、勉強しなければなりません。利用者さんの一人ずつのケースとか書かなければなりません。介護の仕事は、日本語が上手になると思います。
インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。さらなる活躍を期待しています。