日本では当たり前のように学校で避難訓練がありますが、地震や津波、台風などの災害がない国から来た学生もいます。あべのタスカルでは、まず地震の映像でどんな被害が想定されるかを視聴(大変リアルでした)。
その後、消火器で台所の火災を消火する訓練をしたり、装置に乗って地震の揺れを体験したりしました。学生たちにとって難しい日本語もありましたが、映像や体験を通じて、少しずつでも防災意識が高まればと思いました。
今週の授業で、災害時の対応を勉強しています。タスカルに行った後の授業では、反応がよく、より興味を持ってくれたようです。それに自分のこととして、考えてくれたように思いました。
体験型防災学習施設 大阪市立阿倍野防災センター あべのタスカルhttps://www.abeno-bosai-c.city.osaka.jp/tasukaru/
生野区と包括連携協定を結びました
8月8日に生野区役所にて生野区とハウディ日本語学校大阪校と包括連携協定締結式を行いました。
なごやかな雰囲気の中筋原生野区長と学校長の古座岩からそれぞれあいさつをいただき、最後に記念撮影をしました。
ハウディ日本語学校大阪校では生野区における外国人児童、生徒に対する日本語や母語サポート、多文化共生イベント等への参加、住民の方に向けた情報発信など様々な分野においてより一層協力してまいります。
夏季休暇のご案内
当校は2024年8月10日(土)~2024年8月18日(日)までを休校期間とさせていただきます。
お問い合わせにつきましては、休校明けの2024年8月19日(月)以降に順次対応させていただきます。
皆様にはご迷惑をお掛け致しますが、何卒ご容赦賜りますようお願い申し上げます。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
北鶴橋小学校で開催された「世代間交流北鶴橋盆踊り」に参加させていただきました
7月27日(土)北鶴橋小学校で開催された「世代間交流北鶴橋盆踊り」にて、学生達の母国の食べ物を屋台販売させていただきました。
販売させていただいたのは3品。ミャンマーの白いお団子にココナッツをかけた「モウンロウンイェーボー」、ネパールの丸い形をした揚げ菓子の「セルロティ」、そしてバングラデシュの有名なスナックを使った「チャナチュル ムリ」。料理の得意な学生達が腕によりをかけて調理しました。
今回、材料の準備や看板製作、そして当日の調理と販売まで、学生が自分達で行いました!販売担当の学生達は、自分達の母国の料理を食べてもらおうと、声を張り上げます。
たくさんの方に購入していただき、3品とも無事完売できてみんな大喜びでした。また、販売後はやぐらを囲んでの盆踊りも楽しませていただきました。
地域の皆さまに温かく迎えていただき、また地域の子どもたちとも仲良くなれて、とてもいい夏の思い出ができました。
ありがとうございました🙏 。
小学校で「伝わるにほんご」講座を開催しました
7月24日に小学校でやさしい日本語を使った「伝わるにほんご」についての講座を行いました。多忙な中、たくさんの先生方に集まっていただきました。ご興味を持ってくださり、ありがとうございました。
今回は「話し方」に焦点を合わせ、お話ししました。作り方のポイントをお伝えしたあと、実際にやさしい日本語を作っていただきました。先生方は「この言葉、わかるかな」「こっちの言い方のほうがいいんじゃない?」と意見交換をしながら作られていました。
今回の講座が少しでもお役に立てれば、うれしいです。
七夕イベント🎋
ハウディ日本語学校 大阪校では、七夕のイベントを開催しました。
(1組)
(2組)
(3組)
(4組)
(5組)
(6組)
(7組)
(8組)
(9組)
(10組)
学生たちの願いは、どれも素敵でした。彼らの願いが叶いますように👦🌟👸
フォトギャラリーに多数の写真を掲載しております。是非ご覧ください。
ワールドコーナーができました
ハウディ日本語学校大阪校は多国籍で、7か国の学生が在籍しています。そこで、今回ワールドコーナーを作りました。
当校の職員が出張で訪れたときの写真を展示したり、いただいた物を飾ったりしています。ミニコーナーですが、学生たちにほっこりしてもらえたら嬉しいです。
難波御堂筋ホールで進路フェスタに参加しました
7月10日(水)、難波御堂筋ホールで開催された進路フェスタに参加しました。多くの大学や専門学校が参加されていて、学生たちが直接質問したり、各校の担当者から今年度の入試情報を得たりすることができる機会になりました。
どの学生も熱心に耳を傾け、自分の行きたい大学や専門学校を見つけることができました。入試や学費、カリキュラムなど、パンフレットだけではわからない詳細な情報を提供してもらい、より深く進学先を考えることができたようです。
また、学生たちはこのフェスタを通じて、自分の将来の目標に向けて、踏み出すための有益な情報をいただくことができました。進学先に関する疑問や不安を解消し、前向きに進路を選択するための貴重な時間となりました。
このようなイベントは、学生にとって非常に重要です。今後も積極的に参加していきたいと考えています。
特定技能介護で就職した卒業生Aさんにインタビューしました
今回は、2024年度の卒業生Aさんにインタビューをしました。現在介護の現場で活躍しています。Aさんに仕事の内容や介護を希望している後輩へのアドバイスを伺いました。
Q:現在の仕事の内容を教えてください。
A:仕事はお年寄り世話をする仕事ですが、嫌なこともあります。やるのが嫌な気持ちの時もあります。でも、利用者さんと一緒に楽しく生活するのも私はいいと思います。外国人の場合はたいてい家族と別れて日本へ来ているので、寂しくなることがあります。ほかの仕事なら、仕事ばかりやっているかもしれませんが、この職場は人間関係も良いし、利用者さんと話したりすることができるし、楽しいです。
Q:どうして介護の仕事を選びましたか。
A:日本に来たばかりのときは、レストランでアルバイトをしました。その時、お客様とトラブルがあり、落ち込みました。それで、仕事に行きたくないというときがあって、仕事に行くことが憂鬱になりました。そこで、介護のアルバイトに変えました。介護の仕事も大変だけれど、利用者さんが私を待っています。ある時、自分が利用者さんに困っていることを言ってみました。利用者さんは「あー、それは人間だから、困ることがあっても当たり前だ」と言ってくれました。その時、自分でもこの仕事ができると思えました。現在も利用者さんにいろいろと相談したり、困ったことを聞いてもらったりしています。
Q:日本語学校の生活について教えてください。日本語学校での学習はどのような経験でしたか。
A:私の場合は、日本語学校で上級の勉強までできたので、よかったです。ハウディは自分が頑張ったら、EJUも勉強できるし色々な試験を受けられるように先生たちが頑張って工夫してくださいました。
Q:今学校で学んでいる後輩に向けてアドバイスをお願いします。特定技能の介護の試験を受ける後輩に向けて何かアドバイスはありますか。
A:介護の仕事は、外国人にとって、少し寂しさが和らぐ仕事だと思います。それは、人間関係が影響しています。いつもだれかと話さないといけないからです。日本語もできるようにならなければならないので、勉強しなければなりません。利用者さんの一人ずつのケースとか書かなければなりません。介護の仕事は、日本語が上手になると思います。
インタビューにご協力いただき、ありがとうございました。さらなる活躍を期待しています。
外国にルーツのある子どもに対して、学習サポートを行いました
大阪市立東中川小学校で、外国にルーツのある子どもに対して、学習サポートを行いました。ハウディ日本語学校の教員と留学生が参加しました。
子どもたちは元気いっぱい!漢字と計算の宿題を一緒にしたり、塗り絵をしたりしました。「日本語」という視点から見ると、教科の日本語は難しいです。
子どもたちが楽しく生き生きと学校生活が送れるように、サポートができればと思っています。